無料ブログはココログ

« 2006年1月 | トップページ | 2006年4月 »

2006年3月

2006年3月30日 (木)

目指せ!医療ベンチャー・ビジネス!

こんにちは!りんどうです。

医療の分野は、代表的なものとしては、病院・製薬会社などありますが、「医療ビジネス」としてみたときまだまだ未開拓であり、それだけにビジネスチャンスに満ちあふれています。

私はこの間、3月22日~24日に東京ビックサイトで行われた「健康博覧会2006」に招待されてみてきましたが、
一般のひとも含めて、興味・関心を持っているひとが多く、大変なにぎわいでした。
糖尿病のひとでも安心して食べられるクッキー、コエンザイムQ10入りの自然食材、黒飴みたいな味のする変わったいろいろなお花から抽出したはちみつ・・・近未来のヒット商品のたまごをたくさんみられました!

医療ビジネス、健康ビジネスを仕事として立ち上げたい、という人は私のまわりにも多くて、産業能率大学でベンチャービジネスを学んでいたビジネス・スクールの仲間も、一番といってもいいトレンドは「医療ビジネス」でした。
製薬畑の方が多かったこともあるのですが、再生医療をテーマにしている方もいたりして、これから伸びる分野だということで、人気が高いようです。

患者、顧客に優しい医療と健康に貢献できる世界・・・ということになると思いますが、私たちケイ・ランゲージ・ラボとしては、その周辺のサービスということで、医療翻訳・通訳・メディカルライティングの分野のサービス充実・強化につとめたく思います。

語学サービスを核としておりますが、医師等の医療従事者の方を中心に「ビジネスパートナー」としての協力者を
募っております。パートナーシップの構築をさらに充実させたく存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

目指せ!医療ベンチャー・ビジネス!

こんにちは!りんどうです。

医療の分野は、代表的なものとしては、病院・製薬会社などありますが、「医療ビジネス」としてみたときまだまだ未開拓であり、それだけにビジネスチャンスに満ちあふれています。

私はこの間、3月22日~24日に東京ビックサイトで行われた「健康博覧会2006」に招待されてみてきましたが、
一般のひとも含めて、興味・関心を持っているひとが多く、大変なにぎわいでした。
糖尿病のひとでも安心して食べられるクッキー、コエンザイムQ10入りの自然食材、黒飴みたいな味のする変わったいろいろなお花から抽出したはちみつ・・・近未来のヒット商品のたまごをたくさんみられました!

医療ビジネス、健康ビジネスを仕事として立ち上げたい、という人は私のまわりにも多くて、産業能率大学でベンチャービジネスを学んでいたビジネス・スクールの仲間も、一番といってもいいトレンドは「医療ビジネス」でした。
製薬畑の方が多かったこともあるのですが、再生医療をテーマにしている方もいたりして、これから伸びる分野だということで、人気が高いようです。

患者、顧客に優しい医療と健康に貢献できる世界・・・ということになると思いますが、私たちケイ・ランゲージ・ラボとしては、その周辺のサービスということで、医療翻訳・通訳・メディカルライティングの分野のサービス充実・強化につとめたく思います。

語学サービスを核としておりますが、医師等の医療従事者の方を中心に「ビジネスパートナー」としての協力者を
募っております。パートナーシップの構築をさらに充実させたく存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

目指せ!医療ベンチャー・ビジネス!

こんにちは!りんどうです。

医療の分野は、代表的なものとしては、病院・製薬会社などありますが、「医療ビジネス」としてみたときまだまだ未開拓であり、それだけにビジネスチャンスに満ちあふれています。

私はこの間、3月22日~24日に東京ビックサイトで行われた「健康博覧会2006」に招待されてみてきましたが、
一般のひとも含めて、興味・関心を持っているひとが多く、大変なにぎわいでした。
糖尿病のひとでも安心して食べられるクッキー、コエンザイムQ10入りの自然食材、黒飴みたいな味のする変わったいろいろなお花から抽出したはちみつ・・・近未来のヒット商品のたまごをたくさんみられました!

医療ビジネス、健康ビジネスを仕事として立ち上げたい、という人は私のまわりにも多くて、産業能率大学でベンチャービジネスを学んでいたビジネス・スクールの仲間も、一番といってもいいトレンドは「医療ビジネス」でした。
製薬畑の方が多かったこともあるのですが、再生医療をテーマにしている方もいたりして、これから伸びる分野だということで、人気が高いようです。

患者、顧客に優しい医療と健康に貢献できる世界・・・ということになると思いますが、私たちケイ・ランゲージ・ラボとしては、その周辺のサービスということで、医療翻訳・通訳・メディカルライティングの分野のサービス充実・強化につとめたく思います。

語学サービスを核としておりますが、医師等の医療従事者の方を中心に「ビジネスパートナー」としての協力者を
募っております。パートナーシップの構築をさらに充実させたく存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2006年3月27日 (月)

ちょっとひと息・おすすめ茶菓子!~茶語~

お茶のお供のお菓子には、結構こだわっています。
ケイ・ランゲージ・ラボにお客様がいらっしゃったときに、アーモンド味の飴や塩味の飴、さらに蜂蜜の飴なども
ちょっと添えてお茶タイムにしたりします。

他に茶菓子としては、おはぎや月餅もあいます。崎陽軒の月餅が格別です!
あとは、杏仁酥という中華街・重慶飯店のクッキーもお茶によくあいます。

特に最近、茶菓子でマイブームなのは、日本緑茶センター・茶語のティールームにおいてある「ティーロード・キャラメル」!心からお茶でリラックスできる効果があります。

かつて馬の背に乗ってお茶が旅した伝来の道、ティーロードから名づけられたそうです。
石畳を西洋的なキャラメルで表現し、古代と現代、西洋と東洋が融合した新しいお菓子ということですが、
懐かしさたっぷりなお味で、それでいて新しい食感と味わいは一番人気の看板商品ということで、店頭においてあります。

まさに「お茶菓子」として生まれたお菓子で、3時のおやつが楽しみです!

ちょっとひと息・おすすめ茶菓子!~茶語~

お茶のお供のお菓子には、結構こだわっています。
ケイ・ランゲージ・ラボにお客様がいらっしゃったときに、アーモンド味の飴や塩味の飴、さらに蜂蜜の飴なども
ちょっと添えてお茶タイムにしたりします。

他に茶菓子としては、おはぎや月餅もあいます。崎陽軒の月餅が格別です!
あとは、杏仁酥という中華街・重慶飯店のクッキーもお茶によくあいます。

特に最近、茶菓子でマイブームなのは、日本緑茶センター・茶語のティールームにおいてある「ティーロード・キャラメル」!心からお茶でリラックスできる効果があります。

かつて馬の背に乗ってお茶が旅した伝来の道、ティーロードから名づけられたそうです。
石畳を西洋的なキャラメルで表現し、古代と現代、西洋と東洋が融合した新しいお菓子ということですが、
懐かしさたっぷりなお味で、それでいて新しい食感と味わいは一番人気の看板商品ということで、店頭においてあります。

まさに「お茶菓子」として生まれたお菓子で、3時のおやつが楽しみです!

ちょっとひと息・おすすめ茶菓子!~茶語~

お茶のお供のお菓子には、結構こだわっています。
ケイ・ランゲージ・ラボにお客様がいらっしゃったときに、アーモンド味の飴や塩味の飴、さらに蜂蜜の飴なども
ちょっと添えてお茶タイムにしたりします。

他に茶菓子としては、おはぎや月餅もあいます。崎陽軒の月餅が格別です!
あとは、杏仁酥という中華街・重慶飯店のクッキーもお茶によくあいます。

特に最近、茶菓子でマイブームなのは、日本緑茶センター・茶語のティールームにおいてある「ティーロード・キャラメル」!心からお茶でリラックスできる効果があります。

かつて馬の背に乗ってお茶が旅した伝来の道、ティーロードから名づけられたそうです。
石畳を西洋的なキャラメルで表現し、古代と現代、西洋と東洋が融合した新しいお菓子ということですが、
懐かしさたっぷりなお味で、それでいて新しい食感と味わいは一番人気の看板商品ということで、店頭においてあります。

まさに「お茶菓子」として生まれたお菓子で、3時のおやつが楽しみです!

2006年3月26日 (日)

「朝読書」の重要性

こんにちは!りんどうです。

ケイ・ランゲージ・ラボでは春期講習真っ盛りです。

開成中学校の合格発表の瞬間、みんながうわーっと押し寄せて、合格した男の子と母親が涙しながら抱き合っている姿など、目の当たりにして本当にじーんと来るほど印象的でした。

大学合格発表シーズンも終わり、卒業式シーズンも終わり、さぁ新年度だ~!というのが今の季節。来年こそはイメチェンしよう!みたいな話もちらほらきいたりしています。。

今回は「朝読書の重要性」についてお話します。

「声に出して読む日本語」というのが大流行したことがありました。実際今でもよく読まれていますし、教育熱心なご家庭でおなじみの「陰山学級」の校長先生も、音読・読書は大いに推奨しています。

ケイ・ランゲージ・ラボでも、読書・作文コースを設置して、特に読解面を強化したり、作文で表現力をつけられるようにするためのコースを通常の国語と別に置いています。

この間、春期講習が終了したのですが、私立清明学園の生徒複数にこの読書・作文コースを実施したところ、驚くような結果が出ました。

この学校は、読書指導で有名な学校ではありますが、その学年より1年上の内容相当の比較的話の長い文章(今回は物語で統一)一冊分を指定時間内に読ませ、1回読んだところでそれを5分以内で5W1Hをおさえた形で、5行要約をさせ、その上で、続いて感想文をB5用紙半分を10分で記入するということを行わせました。

用紙のマス目などは、中学でも使用できるもので小学生用に大きくはありません。

それを完璧に時間内に過不足なく書き終えられたのです!
それで、宮澤賢治、壺井栄、その他、現代の文学作品でも行いましたが、結果はいずれも大変クリアできて、かつ感想の着眼点も場面の様子や心情の機微を良くついた形で素晴らしい出来でした。

学校等での成績が同等であっても、毎日の積み重ねは非常に大きいもので、話を要約する力やそれに対する感想を的確に返す力については、訓練の要素も大きいです。
読書習慣のない場合は、初めからはこうもうまくはいかないのです。。

今回、清明学園の読書指導の様子を紹介しながら、それでは読書指導を重点推進する学校以外の生徒はどう応用したらいいのか、ということをお話します。

学級文庫は公立・私立問わず、学校でも置いてあると思います。最近は教師側でも、読書の働きかけをする場合もあるようですが、時々「置いてあるだけ」というケースがあることもままあるようです。飾りじゃないんだから、せっかくあるものは是非利用したいものです。

特にこの学校の特徴は、低学年の教室では、800冊ほどの絵本や図鑑がおいてあって調べ物が良くできる、というのが可能になっているところです。どこの学校でもこういうわけにいかないですが、それでも図書室はあると思いますので、代わりとして利用するといいと思います。

私の場合、中華学校時代にも、図書室の利用を大変推進していました。作文のときに課題図書を複数指定して、感想文を書くように促したりもしましたし、科学系の文章の読解では、図鑑を利用して、確かめながら読むことも行いました。理科の学習でも、図鑑は実際触れられることが出来ない代わりに、眼で見て理解できる大切なものですので、是非活用してほしいと思います。

こちらの清明学園については、置いてあるだけでなく、読書の時間が授業としてカリキュラムの中に確保されているのが特徴です。

低学年では、「文学の時間」があり、図書室で担当の教師が絵本や紙芝居を読み聞かせます。また、毎日のように担任が教室で読み聞かせを続けています。子どもは自然に本に親しむようになります。

私も学校教員の時にも、よく2・3年生に絵本の読みきかせを行いました。本当に興味をもって聞いてくれます。「これ読んで」というリクエストもあったりします。。

そして、この学校は三年生以上の学年には、週に一時間、「読書の時間」として授業が設定されています。この時間は、図書室で、自分が選んだ本をじっくりと読みます。本をさがすときは、司書教諭が相談にのります。読書の時間以外にも、お互いに本を紹介しあうブックトークを行ったり、本を使って調べたりする学習も授業に取り入れています。

また、授業が始まる前の10~15分間、「朝読書の時間」を設けています。これは、初等部だけではなく中等部でも続けています。子どもたちは、静かに読書に集中しています。この積み重ねでかなりの数の本を読破していきます。
 
・・・ということで、学校をあげて読書に取り組んでいて、特に毎日の「朝読書」については、行っているところも複数学校あるようですが、体育会系の野球でいえば、これは毎日の素振りであったり、ノックであったり、ランニングであったりするような基礎訓練になります。きちんと練習を行うかどうかで、はっきり成果が目に見えて現れますので、是非実践してみてください。

残念ながら、自分の学校に「朝読書」習慣はない、という場合。

その場合は、昼の図書室を利用しましょう。昼休みは時間が決まっています。
その10分間をそちらにあててみましょう。
昼休みはしっかり遊んで、放課後するのもいいかもしれません。
自宅に帰ってからも行うことはできます。地域図書館や児童館などの利用、学童といった
施設の利用のなかで、本を読むこともできると思います。

また「読書記録」として、読んだ本やあらすじ、感想を書いておくようにしましょう。

清明学園については、音読も行うし、さらに小学校1年生から日記指導が始まります。
といっても、強制的に書かせるのではなく、書いてきた日記に教師が「よかったね。」と共感し、返事を書いてあげるそうです。
それが子どもにとっては励みとなるというのは、私の経験からもかなり言えています。

進研ゼミの赤ペン先生ではないですが、先生からのお返事を待っているのです。
日記は自分が自分へあてる文章ですが、みせる形の日記は、自分の書くという表現で、自分のことや自分のまわりのことなど、お話している感覚もあって書いています。

お返事で共感されていると、自分をわかってもらえるという喜びがあります。
褒められると「また書いてみよう!」という気になってきます。

日記は1日・3日も続かない、という人も多いですが、みせる日記は、見てもらうため、一生懸命動機をもってかけるのです。

また、学級で日記を読み、一人の子どもの見方、考え方、行い方のよさを友達と学びあうということもあるそうです。・・・

国語教育の強化をカリキュラムでうたっていない学校であっても、日記は書けると思います。親子で、友達で、交換日記をするのでもいいですね。

何か動機をもってみせる文章を書いてみる、というのもとても大事だと思います。

慶応の校章はペンマークですが、「ペンは剣よりも強し」という意味があります。

ペンの力~書く力・表現する力~の大切さを充分つけるため、毎日の筋肉トレーニングのように、読書・作文習慣をつけてみることをお勧めしたいと思います。

それが直接中学や高校の入試だけでなく、人の話を要約する力や自分の考えを表現する力は、今後場所を問わず、大切になってきます。

一定時間に座って、楽しく読書週間をつけてみると、いろいろと勉学にも相乗効果もあるし、心が豊かになるし、是非お勧めしたいと思います。
そのとき、自分の記録と作文の練習としても、是非本についての記録と、あらすじ・感想を書いておきましょうね。。。

参考:清明学園初等学校 http://www.seimei-gakuen.ed.jp/

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

「朝読書」の重要性

こんにちは!りんどうです。

ケイ・ランゲージ・ラボでは春期講習真っ盛りです。

開成中学校の合格発表の瞬間、みんながうわーっと押し寄せて、合格した男の子と母親が涙しながら抱き合っている姿など、目の当たりにして本当にじーんと来るほど印象的でした。

大学合格発表シーズンも終わり、卒業式シーズンも終わり、さぁ新年度だ~!というのが今の季節。来年こそはイメチェンしよう!みたいな話もちらほらきいたりしています。。

今回は「朝読書の重要性」についてお話します。

「声に出して読む日本語」というのが大流行したことがありました。実際今でもよく読まれていますし、教育熱心なご家庭でおなじみの「陰山学級」の校長先生も、音読・読書は大いに推奨しています。

ケイ・ランゲージ・ラボでも、読書・作文コースを設置して、特に読解面を強化したり、作文で表現力をつけられるようにするためのコースを通常の国語と別に置いています。

この間、春期講習が終了したのですが、私立清明学園の生徒複数にこの読書・作文コースを実施したところ、驚くような結果が出ました。

この学校は、読書指導で有名な学校ではありますが、その学年より1年上の内容相当の比較的話の長い文章(今回は物語で統一)一冊分を指定時間内に読ませ、1回読んだところでそれを5分以内で5W1Hをおさえた形で、5行要約をさせ、その上で、続いて感想文をB5用紙半分を10分で記入するということを行わせました。

用紙のマス目などは、中学でも使用できるもので小学生用に大きくはありません。

それを完璧に時間内に過不足なく書き終えられたのです!
それで、宮澤賢治、壺井栄、その他、現代の文学作品でも行いましたが、結果はいずれも大変クリアできて、かつ感想の着眼点も場面の様子や心情の機微を良くついた形で素晴らしい出来でした。

学校等での成績が同等であっても、毎日の積み重ねは非常に大きいもので、話を要約する力やそれに対する感想を的確に返す力については、訓練の要素も大きいです。
読書習慣のない場合は、初めからはこうもうまくはいかないのです。。

今回、清明学園の読書指導の様子を紹介しながら、それでは読書指導を重点推進する学校以外の生徒はどう応用したらいいのか、ということをお話します。

学級文庫は公立・私立問わず、学校でも置いてあると思います。最近は教師側でも、読書の働きかけをする場合もあるようですが、時々「置いてあるだけ」というケースがあることもままあるようです。飾りじゃないんだから、せっかくあるものは是非利用したいものです。

特にこの学校の特徴は、低学年の教室では、800冊ほどの絵本や図鑑がおいてあって調べ物が良くできる、というのが可能になっているところです。どこの学校でもこういうわけにいかないですが、それでも図書室はあると思いますので、代わりとして利用するといいと思います。

私の場合、中華学校時代にも、図書室の利用を大変推進していました。作文のときに課題図書を複数指定して、感想文を書くように促したりもしましたし、科学系の文章の読解では、図鑑を利用して、確かめながら読むことも行いました。理科の学習でも、図鑑は実際触れられることが出来ない代わりに、眼で見て理解できる大切なものですので、是非活用してほしいと思います。

こちらの清明学園については、置いてあるだけでなく、読書の時間が授業としてカリキュラムの中に確保されているのが特徴です。

低学年では、「文学の時間」があり、図書室で担当の教師が絵本や紙芝居を読み聞かせます。また、毎日のように担任が教室で読み聞かせを続けています。子どもは自然に本に親しむようになります。

私も学校教員の時にも、よく2・3年生に絵本の読みきかせを行いました。本当に興味をもって聞いてくれます。「これ読んで」というリクエストもあったりします。。

そして、この学校は三年生以上の学年には、週に一時間、「読書の時間」として授業が設定されています。この時間は、図書室で、自分が選んだ本をじっくりと読みます。本をさがすときは、司書教諭が相談にのります。読書の時間以外にも、お互いに本を紹介しあうブックトークを行ったり、本を使って調べたりする学習も授業に取り入れています。

また、授業が始まる前の10~15分間、「朝読書の時間」を設けています。これは、初等部だけではなく中等部でも続けています。子どもたちは、静かに読書に集中しています。この積み重ねでかなりの数の本を読破していきます。
 
・・・ということで、学校をあげて読書に取り組んでいて、特に毎日の「朝読書」については、行っているところも複数学校あるようですが、体育会系の野球でいえば、これは毎日の素振りであったり、ノックであったり、ランニングであったりするような基礎訓練になります。きちんと練習を行うかどうかで、はっきり成果が目に見えて現れますので、是非実践してみてください。

残念ながら、自分の学校に「朝読書」習慣はない、という場合。

その場合は、昼の図書室を利用しましょう。昼休みは時間が決まっています。
その10分間をそちらにあててみましょう。
昼休みはしっかり遊んで、放課後するのもいいかもしれません。
自宅に帰ってからも行うことはできます。地域図書館や児童館などの利用、学童といった
施設の利用のなかで、本を読むこともできると思います。

また「読書記録」として、読んだ本やあらすじ、感想を書いておくようにしましょう。

清明学園については、音読も行うし、さらに小学校1年生から日記指導が始まります。
といっても、強制的に書かせるのではなく、書いてきた日記に教師が「よかったね。」と共感し、返事を書いてあげるそうです。
それが子どもにとっては励みとなるというのは、私の経験からもかなり言えています。

進研ゼミの赤ペン先生ではないですが、先生からのお返事を待っているのです。
日記は自分が自分へあてる文章ですが、みせる形の日記は、自分の書くという表現で、自分のことや自分のまわりのことなど、お話している感覚もあって書いています。

お返事で共感されていると、自分をわかってもらえるという喜びがあります。
褒められると「また書いてみよう!」という気になってきます。

日記は1日・3日も続かない、という人も多いですが、みせる日記は、見てもらうため、一生懸命動機をもってかけるのです。

また、学級で日記を読み、一人の子どもの見方、考え方、行い方のよさを友達と学びあうということもあるそうです。・・・

国語教育の強化をカリキュラムでうたっていない学校であっても、日記は書けると思います。親子で、友達で、交換日記をするのでもいいですね。

何か動機をもってみせる文章を書いてみる、というのもとても大事だと思います。

慶応の校章はペンマークですが、「ペンは剣よりも強し」という意味があります。

ペンの力~書く力・表現する力~の大切さを充分つけるため、毎日の筋肉トレーニングのように、読書・作文習慣をつけてみることをお勧めしたいと思います。

それが直接中学や高校の入試だけでなく、人の話を要約する力や自分の考えを表現する力は、今後場所を問わず、大切になってきます。

一定時間に座って、楽しく読書週間をつけてみると、いろいろと勉学にも相乗効果もあるし、心が豊かになるし、是非お勧めしたいと思います。
そのとき、自分の記録と作文の練習としても、是非本についての記録と、あらすじ・感想を書いておきましょうね。。。

参考:清明学園初等学校 http://www.seimei-gakuen.ed.jp/

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

「朝読書」の重要性

こんにちは!りんどうです。

ケイ・ランゲージ・ラボでは春期講習真っ盛りです。

開成中学校の合格発表の瞬間、みんながうわーっと押し寄せて、合格した男の子と母親が涙しながら抱き合っている姿など、目の当たりにして本当にじーんと来るほど印象的でした。

大学合格発表シーズンも終わり、卒業式シーズンも終わり、さぁ新年度だ~!というのが今の季節。来年こそはイメチェンしよう!みたいな話もちらほらきいたりしています。。

今回は「朝読書の重要性」についてお話します。

「声に出して読む日本語」というのが大流行したことがありました。実際今でもよく読まれていますし、教育熱心なご家庭でおなじみの「陰山学級」の校長先生も、音読・読書は大いに推奨しています。

ケイ・ランゲージ・ラボでも、読書・作文コースを設置して、特に読解面を強化したり、作文で表現力をつけられるようにするためのコースを通常の国語と別に置いています。

この間、春期講習が終了したのですが、私立清明学園の生徒複数にこの読書・作文コースを実施したところ、驚くような結果が出ました。

この学校は、読書指導で有名な学校ではありますが、その学年より1年上の内容相当の比較的話の長い文章(今回は物語で統一)一冊分を指定時間内に読ませ、1回読んだところでそれを5分以内で5W1Hをおさえた形で、5行要約をさせ、その上で、続いて感想文をB5用紙半分を10分で記入するということを行わせました。

用紙のマス目などは、中学でも使用できるもので小学生用に大きくはありません。

それを完璧に時間内に過不足なく書き終えられたのです!
それで、宮澤賢治、壺井栄、その他、現代の文学作品でも行いましたが、結果はいずれも大変クリアできて、かつ感想の着眼点も場面の様子や心情の機微を良くついた形で素晴らしい出来でした。

学校等での成績が同等であっても、毎日の積み重ねは非常に大きいもので、話を要約する力やそれに対する感想を的確に返す力については、訓練の要素も大きいです。
読書習慣のない場合は、初めからはこうもうまくはいかないのです。。

今回、清明学園の読書指導の様子を紹介しながら、それでは読書指導を重点推進する学校以外の生徒はどう応用したらいいのか、ということをお話します。

学級文庫は公立・私立問わず、学校でも置いてあると思います。最近は教師側でも、読書の働きかけをする場合もあるようですが、時々「置いてあるだけ」というケースがあることもままあるようです。飾りじゃないんだから、せっかくあるものは是非利用したいものです。

特にこの学校の特徴は、低学年の教室では、800冊ほどの絵本や図鑑がおいてあって調べ物が良くできる、というのが可能になっているところです。どこの学校でもこういうわけにいかないですが、それでも図書室はあると思いますので、代わりとして利用するといいと思います。

私の場合、中華学校時代にも、図書室の利用を大変推進していました。作文のときに課題図書を複数指定して、感想文を書くように促したりもしましたし、科学系の文章の読解では、図鑑を利用して、確かめながら読むことも行いました。理科の学習でも、図鑑は実際触れられることが出来ない代わりに、眼で見て理解できる大切なものですので、是非活用してほしいと思います。

こちらの清明学園については、置いてあるだけでなく、読書の時間が授業としてカリキュラムの中に確保されているのが特徴です。

低学年では、「文学の時間」があり、図書室で担当の教師が絵本や紙芝居を読み聞かせます。また、毎日のように担任が教室で読み聞かせを続けています。子どもは自然に本に親しむようになります。

私も学校教員の時にも、よく2・3年生に絵本の読みきかせを行いました。本当に興味をもって聞いてくれます。「これ読んで」というリクエストもあったりします。。

そして、この学校は三年生以上の学年には、週に一時間、「読書の時間」として授業が設定されています。この時間は、図書室で、自分が選んだ本をじっくりと読みます。本をさがすときは、司書教諭が相談にのります。読書の時間以外にも、お互いに本を紹介しあうブックトークを行ったり、本を使って調べたりする学習も授業に取り入れています。

また、授業が始まる前の10~15分間、「朝読書の時間」を設けています。これは、初等部だけではなく中等部でも続けています。子どもたちは、静かに読書に集中しています。この積み重ねでかなりの数の本を読破していきます。
 
・・・ということで、学校をあげて読書に取り組んでいて、特に毎日の「朝読書」については、行っているところも複数学校あるようですが、体育会系の野球でいえば、これは毎日の素振りであったり、ノックであったり、ランニングであったりするような基礎訓練になります。きちんと練習を行うかどうかで、はっきり成果が目に見えて現れますので、是非実践してみてください。

残念ながら、自分の学校に「朝読書」習慣はない、という場合。

その場合は、昼の図書室を利用しましょう。昼休みは時間が決まっています。
その10分間をそちらにあててみましょう。
昼休みはしっかり遊んで、放課後するのもいいかもしれません。
自宅に帰ってからも行うことはできます。地域図書館や児童館などの利用、学童といった
施設の利用のなかで、本を読むこともできると思います。

また「読書記録」として、読んだ本やあらすじ、感想を書いておくようにしましょう。

清明学園については、音読も行うし、さらに小学校1年生から日記指導が始まります。
といっても、強制的に書かせるのではなく、書いてきた日記に教師が「よかったね。」と共感し、返事を書いてあげるそうです。
それが子どもにとっては励みとなるというのは、私の経験からもかなり言えています。

進研ゼミの赤ペン先生ではないですが、先生からのお返事を待っているのです。
日記は自分が自分へあてる文章ですが、みせる形の日記は、自分の書くという表現で、自分のことや自分のまわりのことなど、お話している感覚もあって書いています。

お返事で共感されていると、自分をわかってもらえるという喜びがあります。
褒められると「また書いてみよう!」という気になってきます。

日記は1日・3日も続かない、という人も多いですが、みせる日記は、見てもらうため、一生懸命動機をもってかけるのです。

また、学級で日記を読み、一人の子どもの見方、考え方、行い方のよさを友達と学びあうということもあるそうです。・・・

国語教育の強化をカリキュラムでうたっていない学校であっても、日記は書けると思います。親子で、友達で、交換日記をするのでもいいですね。

何か動機をもってみせる文章を書いてみる、というのもとても大事だと思います。

慶応の校章はペンマークですが、「ペンは剣よりも強し」という意味があります。

ペンの力~書く力・表現する力~の大切さを充分つけるため、毎日の筋肉トレーニングのように、読書・作文習慣をつけてみることをお勧めしたいと思います。

それが直接中学や高校の入試だけでなく、人の話を要約する力や自分の考えを表現する力は、今後場所を問わず、大切になってきます。

一定時間に座って、楽しく読書週間をつけてみると、いろいろと勉学にも相乗効果もあるし、心が豊かになるし、是非お勧めしたいと思います。
そのとき、自分の記録と作文の練習としても、是非本についての記録と、あらすじ・感想を書いておきましょうね。。。

参考:清明学園初等学校 http://www.seimei-gakuen.ed.jp/

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

2006年3月21日 (火)

お医者さんになりたいの・・・

こんにちは!りんどうです。

「将来何になりたいですか?」ということは子供の頃、良く聞かれたことがあると思うし、作文にしていたりすることも多いと思います。

これまでにも、このテーマで多くの作文をみてきましたが、「世界でたった一つのランドセルを作りたい」といっていた、亡くなったランドセル職人の跡取り息子の教え子が書いた作文が、今でも鮮明に思い出されます。・・・

でも、最近の傾向として、本当に本人の意思がどれだけ反映しているのか、ということも考えてしまうのですが、
「お医者さんになりたい」という話が大変顕著になっています。

知的労働者である医師・弁護士といった職業を志望する子供がまわりで驚くほど増加しています。
それを目指して毎日塾にいったり、勉強したり、という感じともいえます。

自分の親類が外科で、病院経営までしていたので、裏事情もわかっているし、現在の医師の勤務状況が人が
羨むほどなのか、というと、どうだろう・・・と思いますが、人の役に立つ立派な職業であり、一生をかけて勉強をしていく宿命をおっている仕事でもあります。

かの東大合格勉強法漫画の”ドラゴン桜”で「宇宙人」と称される「東京大学理科Ⅲ類」の人たちですが、
いってみれば、そういった人たちが子供があこがれた夢を大きく実現したような人でもあるといえます。

・・・教育では最高峰といわれる学校にいった人たちですが、実際会ったことってありますでしょうか。。。
地方も含めて大きめの病院へ行けば、東大医学部からの人たちは結構居ます。

東大病院や関連病院ならなおさらいるでしょう。。。何かの病気になったとき、そういった病院に行ってみてください。きっと目の前を歩いている人や、そこに座って診てくれる人たちのなかにも、いるかもしれません。。

わたしの主治医だった北川先生という方も、今は東京大学で大学の先生をしています。博士号ももっています。
「宇宙人か?」といわれると、本当に、実に、普通の人です。。

具体的イメージをもってまたあの漫画を読んでみると、それなりの下地がある人であれば、「結構いけるかも!?」
と思う高校生も多いのはうなずけるところです。

それでも、偏差値が良かったから、またはお金持ちになれるから、という理由で医師を目指すなら、もしかしたら、
良い選択ではないかもしれません。。。

医学部へ入ったら、膨大な医学知識を覚える必要があります。研修医はほとんど無給状態で、バリバリ働くことになります。夜勤も多くあります。症例にしても、教科書どおりでないことはたくさんありますし、人間相手なので、
コミュニケーションがとっても大切になります。人気ということも多少は関係するでしょう。

医師は医師免許が必要ですが、実に多様な種類のお医者さんがいます。よく刑事ドラマに出るような法医学の
解剖をするお医者さん、がんなどで亡くなった方の病理解剖をするお医者さんも居ます。内科・外科だけでなく、
眼科や放射線科や麻酔科、最近は痛みのペインクリニックなどもあったり、煎じ薬を出すような漢方医の先生もいたり、実にさまざまです。

それだけではなく、自分でクリニック開業するような開業医、どこかの病院へ勤める勤務医、さらに大学・研究所で
研究する研究医、いわゆる企業の検診や医務室にいたりするお医者さんもいます。
自分の医学知識をいかして、医療ビジネスを立ち上げる人もいるでしょう。

ただ漠然と「みんなが医者になりたいっていうから」ということで医者になるのは、私はあまりおすすめしません。

皆の命を預かる仕事だからです。先の北川先生がこの間、話の中で「片手間でやってるんじゃない!」とピシャっと言ったことがありましたが、本当に身を削るように一生懸命学んで1例1例臨床にとりくんでいます。

研究医であれば、この先生のテーマは「肺がん」ですが、究極の目標は「肺がんを完治させる治療を開発研究すること」でしょう。本当に彼の手でそれを実現できれば、ノーベル医学・生理学賞ものでしょう。一生を終わるまでに
結核のような完治できる薬開発などはできないかもしれません。それでも、これまでの研究を積み上げて、答えが
見えていない研究を地道に行っていく作業を一生涯続けていくのが「研究医」としての生き方なのです。

・・・もっといえば、そのように自分の一生をかけて研究するのが自然科学の研究者の生き方です。

一生をかけて取り組むテーマなら、本当に興味・関心のあるものでなければ、何年・何十年とは続かないと思うのです。これは何の研究者でも同じだと思います。

また臨床医として、クリニックの最前線で治療を行う人が、人間嫌い、というのも治療の上では、大変なことになると思います。

派遣社員が隆盛の時代、医師も「派遣社員」の時代になっています。勤務医も、医長になるような方ばかりではなく、フリーターのような形の人もかなりの数にのぼっています。

そういった方にしても、どのような医師になりたいのか、自分の専門をもって一生かけて取り組む、という必要の
ある職業なので、お金や地位だけで取り組むと危ういと思うのです。

また年収にしても研修医に近いような人は200万台からあります。1000万前後かなぁ。。
クリニックも開けば儲かる、というものではなく、個人商店と結局は一緒です。

弁護士にしても、資格を生かしてこそ役立つので、個人商店と同じく、お客が開業しさえすればわんさか来る、
という話とは違っています。

いろいろなところで、高校生を対象にしたあらゆる職業の一線の方の講演会が行われたりします。
一度、そういった方の話を聞いてみる、または職業をやっているところを見られる状況ならいってみる!というのも
いいかもしれません。弁護士なら、裁判所は普通にいって傍聴できますので、実際の様子が見えるかもしれません。

また、こういった職だけでなく、私の教え子がいったような「世界でたった一つのランドセル」を作るようなオリジナル作品制作を目指すのも、マイスターとしての生き方です。
匠の工房や実際の本物の作品に触れることで、技に触れたりする体験も大切だと思います。

技を極める、モノを産み出すというのは、一生をかけて取り組む研究、というのと同様、価値のあることだと思います。

「お医者さんになりたいの・・・」という話について、本当にそう思う人であればあるほど、具体的にどうしたいのか、
といったことをいろいろ考えてみるといいかもしれません。がんばる動機になると思います。

「実はみんながいうから言ってるだけ」という人は、もっといろいろな道があるので、自分のキャリア、5年先、10年先の自分について考えてみる機会をちょっとでも作ってみることをお勧めしたく思います。

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

お医者さんになりたいの・・・

こんにちは!りんどうです。

「将来何になりたいですか?」ということは子供の頃、良く聞かれたことがあると思うし、作文にしていたりすることも多いと思います。

これまでにも、このテーマで多くの作文をみてきましたが、「世界でたった一つのランドセルを作りたい」といっていた、亡くなったランドセル職人の跡取り息子の教え子が書いた作文が、今でも鮮明に思い出されます。・・・

でも、最近の傾向として、本当に本人の意思がどれだけ反映しているのか、ということも考えてしまうのですが、
「お医者さんになりたい」という話が大変顕著になっています。

知的労働者である医師・弁護士といった職業を志望する子供がまわりで驚くほど増加しています。
それを目指して毎日塾にいったり、勉強したり、という感じともいえます。

自分の親類が外科で、病院経営までしていたので、裏事情もわかっているし、現在の医師の勤務状況が人が
羨むほどなのか、というと、どうだろう・・・と思いますが、人の役に立つ立派な職業であり、一生をかけて勉強をしていく宿命をおっている仕事でもあります。

かの東大合格勉強法漫画の”ドラゴン桜”で「宇宙人」と称される「東京大学理科Ⅲ類」の人たちですが、
いってみれば、そういった人たちが子供があこがれた夢を大きく実現したような人でもあるといえます。

・・・教育では最高峰といわれる学校にいった人たちですが、実際会ったことってありますでしょうか。。。
地方も含めて大きめの病院へ行けば、東大医学部からの人たちは結構居ます。

東大病院や関連病院ならなおさらいるでしょう。。。何かの病気になったとき、そういった病院に行ってみてください。きっと目の前を歩いている人や、そこに座って診てくれる人たちのなかにも、いるかもしれません。。

わたしの主治医だった北川先生という方も、今は東京大学で大学の先生をしています。博士号ももっています。
「宇宙人か?」といわれると、本当に、実に、普通の人です。。

具体的イメージをもってまたあの漫画を読んでみると、それなりの下地がある人であれば、「結構いけるかも!?」
と思う高校生も多いのはうなずけるところです。

それでも、偏差値が良かったから、またはお金持ちになれるから、という理由で医師を目指すなら、もしかしたら、
良い選択ではないかもしれません。。。

医学部へ入ったら、膨大な医学知識を覚える必要があります。研修医はほとんど無給状態で、バリバリ働くことになります。夜勤も多くあります。症例にしても、教科書どおりでないことはたくさんありますし、人間相手なので、
コミュニケーションがとっても大切になります。人気ということも多少は関係するでしょう。

医師は医師免許が必要ですが、実に多様な種類のお医者さんがいます。よく刑事ドラマに出るような法医学の
解剖をするお医者さん、がんなどで亡くなった方の病理解剖をするお医者さんも居ます。内科・外科だけでなく、
眼科や放射線科や麻酔科、最近は痛みのペインクリニックなどもあったり、煎じ薬を出すような漢方医の先生もいたり、実にさまざまです。

それだけではなく、自分でクリニック開業するような開業医、どこかの病院へ勤める勤務医、さらに大学・研究所で
研究する研究医、いわゆる企業の検診や医務室にいたりするお医者さんもいます。
自分の医学知識をいかして、医療ビジネスを立ち上げる人もいるでしょう。

ただ漠然と「みんなが医者になりたいっていうから」ということで医者になるのは、私はあまりおすすめしません。

皆の命を預かる仕事だからです。先の北川先生がこの間、話の中で「片手間でやってるんじゃない!」とピシャっと言ったことがありましたが、本当に身を削るように一生懸命学んで1例1例臨床にとりくんでいます。

研究医であれば、この先生のテーマは「肺がん」ですが、究極の目標は「肺がんを完治させる治療を開発研究すること」でしょう。本当に彼の手でそれを実現できれば、ノーベル医学・生理学賞ものでしょう。一生を終わるまでに
結核のような完治できる薬開発などはできないかもしれません。それでも、これまでの研究を積み上げて、答えが
見えていない研究を地道に行っていく作業を一生涯続けていくのが「研究医」としての生き方なのです。

・・・もっといえば、そのように自分の一生をかけて研究するのが自然科学の研究者の生き方です。

一生をかけて取り組むテーマなら、本当に興味・関心のあるものでなければ、何年・何十年とは続かないと思うのです。これは何の研究者でも同じだと思います。

また臨床医として、クリニックの最前線で治療を行う人が、人間嫌い、というのも治療の上では、大変なことになると思います。

派遣社員が隆盛の時代、医師も「派遣社員」の時代になっています。勤務医も、医長になるような方ばかりではなく、フリーターのような形の人もかなりの数にのぼっています。

そういった方にしても、どのような医師になりたいのか、自分の専門をもって一生かけて取り組む、という必要の
ある職業なので、お金や地位だけで取り組むと危ういと思うのです。

また年収にしても研修医に近いような人は200万台からあります。1000万前後かなぁ。。
クリニックも開けば儲かる、というものではなく、個人商店と結局は一緒です。

弁護士にしても、資格を生かしてこそ役立つので、個人商店と同じく、お客が開業しさえすればわんさか来る、
という話とは違っています。

いろいろなところで、高校生を対象にしたあらゆる職業の一線の方の講演会が行われたりします。
一度、そういった方の話を聞いてみる、または職業をやっているところを見られる状況ならいってみる!というのも
いいかもしれません。弁護士なら、裁判所は普通にいって傍聴できますので、実際の様子が見えるかもしれません。

また、こういった職だけでなく、私の教え子がいったような「世界でたった一つのランドセル」を作るようなオリジナル作品制作を目指すのも、マイスターとしての生き方です。
匠の工房や実際の本物の作品に触れることで、技に触れたりする体験も大切だと思います。

技を極める、モノを産み出すというのは、一生をかけて取り組む研究、というのと同様、価値のあることだと思います。

「お医者さんになりたいの・・・」という話について、本当にそう思う人であればあるほど、具体的にどうしたいのか、
といったことをいろいろ考えてみるといいかもしれません。がんばる動機になると思います。

「実はみんながいうから言ってるだけ」という人は、もっといろいろな道があるので、自分のキャリア、5年先、10年先の自分について考えてみる機会をちょっとでも作ってみることをお勧めしたく思います。

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

お医者さんになりたいの・・・

こんにちは!りんどうです。

「将来何になりたいですか?」ということは子供の頃、良く聞かれたことがあると思うし、作文にしていたりすることも多いと思います。

これまでにも、このテーマで多くの作文をみてきましたが、「世界でたった一つのランドセルを作りたい」といっていた、亡くなったランドセル職人の跡取り息子の教え子が書いた作文が、今でも鮮明に思い出されます。・・・

でも、最近の傾向として、本当に本人の意思がどれだけ反映しているのか、ということも考えてしまうのですが、
「お医者さんになりたい」という話が大変顕著になっています。

知的労働者である医師・弁護士といった職業を志望する子供がまわりで驚くほど増加しています。
それを目指して毎日塾にいったり、勉強したり、という感じともいえます。

自分の親類が外科で、病院経営までしていたので、裏事情もわかっているし、現在の医師の勤務状況が人が
羨むほどなのか、というと、どうだろう・・・と思いますが、人の役に立つ立派な職業であり、一生をかけて勉強をしていく宿命をおっている仕事でもあります。

かの東大合格勉強法漫画の”ドラゴン桜”で「宇宙人」と称される「東京大学理科Ⅲ類」の人たちですが、
いってみれば、そういった人たちが子供があこがれた夢を大きく実現したような人でもあるといえます。

・・・教育では最高峰といわれる学校にいった人たちですが、実際会ったことってありますでしょうか。。。
地方も含めて大きめの病院へ行けば、東大医学部からの人たちは結構居ます。

東大病院や関連病院ならなおさらいるでしょう。。。何かの病気になったとき、そういった病院に行ってみてください。きっと目の前を歩いている人や、そこに座って診てくれる人たちのなかにも、いるかもしれません。。

わたしの主治医だった北川先生という方も、今は東京大学で大学の先生をしています。博士号ももっています。
「宇宙人か?」といわれると、本当に、実に、普通の人です。。

具体的イメージをもってまたあの漫画を読んでみると、それなりの下地がある人であれば、「結構いけるかも!?」
と思う高校生も多いのはうなずけるところです。

それでも、偏差値が良かったから、またはお金持ちになれるから、という理由で医師を目指すなら、もしかしたら、
良い選択ではないかもしれません。。。

医学部へ入ったら、膨大な医学知識を覚える必要があります。研修医はほとんど無給状態で、バリバリ働くことになります。夜勤も多くあります。症例にしても、教科書どおりでないことはたくさんありますし、人間相手なので、
コミュニケーションがとっても大切になります。人気ということも多少は関係するでしょう。

医師は医師免許が必要ですが、実に多様な種類のお医者さんがいます。よく刑事ドラマに出るような法医学の
解剖をするお医者さん、がんなどで亡くなった方の病理解剖をするお医者さんも居ます。内科・外科だけでなく、
眼科や放射線科や麻酔科、最近は痛みのペインクリニックなどもあったり、煎じ薬を出すような漢方医の先生もいたり、実にさまざまです。

それだけではなく、自分でクリニック開業するような開業医、どこかの病院へ勤める勤務医、さらに大学・研究所で
研究する研究医、いわゆる企業の検診や医務室にいたりするお医者さんもいます。
自分の医学知識をいかして、医療ビジネスを立ち上げる人もいるでしょう。

ただ漠然と「みんなが医者になりたいっていうから」ということで医者になるのは、私はあまりおすすめしません。

皆の命を預かる仕事だからです。先の北川先生がこの間、話の中で「片手間でやってるんじゃない!」とピシャっと言ったことがありましたが、本当に身を削るように一生懸命学んで1例1例臨床にとりくんでいます。

研究医であれば、この先生のテーマは「肺がん」ですが、究極の目標は「肺がんを完治させる治療を開発研究すること」でしょう。本当に彼の手でそれを実現できれば、ノーベル医学・生理学賞ものでしょう。一生を終わるまでに
結核のような完治できる薬開発などはできないかもしれません。それでも、これまでの研究を積み上げて、答えが
見えていない研究を地道に行っていく作業を一生涯続けていくのが「研究医」としての生き方なのです。

・・・もっといえば、そのように自分の一生をかけて研究するのが自然科学の研究者の生き方です。

一生をかけて取り組むテーマなら、本当に興味・関心のあるものでなければ、何年・何十年とは続かないと思うのです。これは何の研究者でも同じだと思います。

また臨床医として、クリニックの最前線で治療を行う人が、人間嫌い、というのも治療の上では、大変なことになると思います。

派遣社員が隆盛の時代、医師も「派遣社員」の時代になっています。勤務医も、医長になるような方ばかりではなく、フリーターのような形の人もかなりの数にのぼっています。

そういった方にしても、どのような医師になりたいのか、自分の専門をもって一生かけて取り組む、という必要の
ある職業なので、お金や地位だけで取り組むと危ういと思うのです。

また年収にしても研修医に近いような人は200万台からあります。1000万前後かなぁ。。
クリニックも開けば儲かる、というものではなく、個人商店と結局は一緒です。

弁護士にしても、資格を生かしてこそ役立つので、個人商店と同じく、お客が開業しさえすればわんさか来る、
という話とは違っています。

いろいろなところで、高校生を対象にしたあらゆる職業の一線の方の講演会が行われたりします。
一度、そういった方の話を聞いてみる、または職業をやっているところを見られる状況ならいってみる!というのも
いいかもしれません。弁護士なら、裁判所は普通にいって傍聴できますので、実際の様子が見えるかもしれません。

また、こういった職だけでなく、私の教え子がいったような「世界でたった一つのランドセル」を作るようなオリジナル作品制作を目指すのも、マイスターとしての生き方です。
匠の工房や実際の本物の作品に触れることで、技に触れたりする体験も大切だと思います。

技を極める、モノを産み出すというのは、一生をかけて取り組む研究、というのと同様、価値のあることだと思います。

「お医者さんになりたいの・・・」という話について、本当にそう思う人であればあるほど、具体的にどうしたいのか、
といったことをいろいろ考えてみるといいかもしれません。がんばる動機になると思います。

「実はみんながいうから言ってるだけ」という人は、もっといろいろな道があるので、自分のキャリア、5年先、10年先の自分について考えてみる機会をちょっとでも作ってみることをお勧めしたく思います。

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

2006年3月12日 (日)

外国籍未就学児童生徒へ向けての政策提言!Part2

今回は第2回「外国人未就学児童・生徒」の政策提言・前編についてお送りします。

現状の日本の教育では、学齢期の外国籍児童・生徒は、小中学校の義務教育を受けることは
「義務」ではなく、学校へ行っても行かなくてもいいことになっています。
つまり、都会にいてなおかつ経済的にゆとりがあれば、外国人学校などに進学したりできますが、ほとんどの児童・生徒については、日本の通常の「公立学校」へ行くわけです。ただそれが義務ではなく「来ても来なくてもいいですよ」のスタンスになっているわけです。

外国人学校は中国系・韓国系といった人数の比較的多い民族では都会に設置がありますが、
たとえば、中国であれば、東京・横浜・大阪・神戸などになります。費用については、ご参考までに
東京中華学校の事例をご参照ください。(なお、その他各種学校認可でないところはもっと高額な設定になっています)
http://www.tcs.or.jp/examination_form.html (ユニコード対応)

ここでは主に大多数を占める公立学校での話をしたいと思います。

公立学校の教員は、原則的に「国際学級」を担当するでもない限り、帰国子女やましてや外国籍児童・生徒の扱いになれていませんし、教育実習などでもさわりすら受けたこともありません。外国籍児童・生徒へのフォローはほとんどまったくなく、取り出し授業や通訳をしばらく派遣するようにしている教育委員会は珍しいくらいで、それぞれの自治体の考えひとつによって施策がバラバラになっています。

しかも、だいたいそういったフォローは、善意の”日本語ボランティア”と呼ばれる人たちに支えられていて、行われたり行われなかったりしている、非常に不安定な教育的実態があります。つまり、プロの職業人が関わっているわけではなく、場合によりまったく日本語ゼロの生徒に月2回の日本語補習・数ヶ月などというケースが都内でもあったりするのです。

子供たちは主に日本語や日本文化が理解できなかったりする理由であったり、これも結構大きいのですが、担任などの教師側で、外国人児童生徒の扱いに慣れていないせいで、非常に悪いケースでは、教育が「義務」ではないことから、その子供を「厄介扱い」するケースまであったりします。現状ではそのために、日本の子供以上に「不登校」が深刻になっている実態があります。

日本語教育から教科指導への橋渡しを含めた、体系的な教育を行い、小中学校の教育を義務化することは急務です。長期滞在の外国籍の方が増加する昨今、子供本人がこの先日本社会に適応し、自分の将来を築いていき、納税者として充分に就労していくためにも、この先地域社会で夢をもって活躍していくためにも、また子供たちの「教育を受ける権利実現」のためにも、国で教育を整備し、義務教育を前提として、抜本的にコースカリキュラムを策定する必要があると考えます。国際化が進んでいるのだから、日本の「移民対策」の一環として、「外国籍市民との共生」という重要課題の一環として、まず目の前に子供たちのために「外国籍未就学児童生徒の義務教育化」について提言したいと思うのであります。・・・・

第3回では、この「外国籍未就学児童生徒の義務教育化」のメリットや現在の人的・物的資源を生かして、具体的にどういう施策を行うべきか、ということについて提言します。

補足:最近は、公やボランティア団体以外にも、大使館関連やインター・民族学校等でも公開講座の形で日本語講座等を行うケースもあります。さらに母語保持に関する講座は数としてはもっと行われています。ただ、公益事業は「知っている人は有効活用できる」というものですので、外国籍の方をフォローする方には、充分な情報があるようになっている状況を望みます。

・・・・・

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

外国籍未就学児童生徒へ向けての政策提言!Part2

今回は第2回「外国人未就学児童・生徒」の政策提言・前編についてお送りします。

現状の日本の教育では、学齢期の外国籍児童・生徒は、小中学校の義務教育を受けることは
「義務」ではなく、学校へ行っても行かなくてもいいことになっています。
つまり、都会にいてなおかつ経済的にゆとりがあれば、外国人学校などに進学したりできますが、ほとんどの児童・生徒については、日本の通常の「公立学校」へ行くわけです。ただそれが義務ではなく「来ても来なくてもいいですよ」のスタンスになっているわけです。

外国人学校は中国系・韓国系といった人数の比較的多い民族では都会に設置がありますが、
たとえば、中国であれば、東京・横浜・大阪・神戸などになります。費用については、ご参考までに
東京中華学校の事例をご参照ください。(なお、その他各種学校認可でないところはもっと高額な設定になっています)
http://www.tcs.or.jp/examination_form.html (ユニコード対応)

ここでは主に大多数を占める公立学校での話をしたいと思います。

公立学校の教員は、原則的に「国際学級」を担当するでもない限り、帰国子女やましてや外国籍児童・生徒の扱いになれていませんし、教育実習などでもさわりすら受けたこともありません。外国籍児童・生徒へのフォローはほとんどまったくなく、取り出し授業や通訳をしばらく派遣するようにしている教育委員会は珍しいくらいで、それぞれの自治体の考えひとつによって施策がバラバラになっています。

しかも、だいたいそういったフォローは、善意の”日本語ボランティア”と呼ばれる人たちに支えられていて、行われたり行われなかったりしている、非常に不安定な教育的実態があります。つまり、プロの職業人が関わっているわけではなく、場合によりまったく日本語ゼロの生徒に月2回の日本語補習・数ヶ月などというケースが都内でもあったりするのです。

子供たちは主に日本語や日本文化が理解できなかったりする理由であったり、これも結構大きいのですが、担任などの教師側で、外国人児童生徒の扱いに慣れていないせいで、非常に悪いケースでは、教育が「義務」ではないことから、その子供を「厄介扱い」するケースまであったりします。現状ではそのために、日本の子供以上に「不登校」が深刻になっている実態があります。

日本語教育から教科指導への橋渡しを含めた、体系的な教育を行い、小中学校の教育を義務化することは急務です。長期滞在の外国籍の方が増加する昨今、子供本人がこの先日本社会に適応し、自分の将来を築いていき、納税者として充分に就労していくためにも、この先地域社会で夢をもって活躍していくためにも、また子供たちの「教育を受ける権利実現」のためにも、国で教育を整備し、義務教育を前提として、抜本的にコースカリキュラムを策定する必要があると考えます。国際化が進んでいるのだから、日本の「移民対策」の一環として、「外国籍市民との共生」という重要課題の一環として、まず目の前に子供たちのために「外国籍未就学児童生徒の義務教育化」について提言したいと思うのであります。・・・・

第3回では、この「外国籍未就学児童生徒の義務教育化」のメリットや現在の人的・物的資源を生かして、具体的にどういう施策を行うべきか、ということについて提言します。

補足:最近は、公やボランティア団体以外にも、大使館関連やインター・民族学校等でも公開講座の形で日本語講座等を行うケースもあります。さらに母語保持に関する講座は数としてはもっと行われています。ただ、公益事業は「知っている人は有効活用できる」というものですので、外国籍の方をフォローする方には、充分な情報があるようになっている状況を望みます。

・・・・・

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

外国籍未就学児童生徒へ向けての政策提言!Part2

今回は第2回「外国人未就学児童・生徒」の政策提言・前編についてお送りします。

現状の日本の教育では、学齢期の外国籍児童・生徒は、小中学校の義務教育を受けることは
「義務」ではなく、学校へ行っても行かなくてもいいことになっています。
つまり、都会にいてなおかつ経済的にゆとりがあれば、外国人学校などに進学したりできますが、ほとんどの児童・生徒については、日本の通常の「公立学校」へ行くわけです。ただそれが義務ではなく「来ても来なくてもいいですよ」のスタンスになっているわけです。

外国人学校は中国系・韓国系といった人数の比較的多い民族では都会に設置がありますが、
たとえば、中国であれば、東京・横浜・大阪・神戸などになります。費用については、ご参考までに
東京中華学校の事例をご参照ください。(なお、その他各種学校認可でないところはもっと高額な設定になっています)
http://www.tcs.or.jp/examination_form.html (ユニコード対応)

ここでは主に大多数を占める公立学校での話をしたいと思います。

公立学校の教員は、原則的に「国際学級」を担当するでもない限り、帰国子女やましてや外国籍児童・生徒の扱いになれていませんし、教育実習などでもさわりすら受けたこともありません。外国籍児童・生徒へのフォローはほとんどまったくなく、取り出し授業や通訳をしばらく派遣するようにしている教育委員会は珍しいくらいで、それぞれの自治体の考えひとつによって施策がバラバラになっています。

しかも、だいたいそういったフォローは、善意の”日本語ボランティア”と呼ばれる人たちに支えられていて、行われたり行われなかったりしている、非常に不安定な教育的実態があります。つまり、プロの職業人が関わっているわけではなく、場合によりまったく日本語ゼロの生徒に月2回の日本語補習・数ヶ月などというケースが都内でもあったりするのです。

子供たちは主に日本語や日本文化が理解できなかったりする理由であったり、これも結構大きいのですが、担任などの教師側で、外国人児童生徒の扱いに慣れていないせいで、非常に悪いケースでは、教育が「義務」ではないことから、その子供を「厄介扱い」するケースまであったりします。現状ではそのために、日本の子供以上に「不登校」が深刻になっている実態があります。

日本語教育から教科指導への橋渡しを含めた、体系的な教育を行い、小中学校の教育を義務化することは急務です。長期滞在の外国籍の方が増加する昨今、子供本人がこの先日本社会に適応し、自分の将来を築いていき、納税者として充分に就労していくためにも、この先地域社会で夢をもって活躍していくためにも、また子供たちの「教育を受ける権利実現」のためにも、国で教育を整備し、義務教育を前提として、抜本的にコースカリキュラムを策定する必要があると考えます。国際化が進んでいるのだから、日本の「移民対策」の一環として、「外国籍市民との共生」という重要課題の一環として、まず目の前に子供たちのために「外国籍未就学児童生徒の義務教育化」について提言したいと思うのであります。・・・・

第3回では、この「外国籍未就学児童生徒の義務教育化」のメリットや現在の人的・物的資源を生かして、具体的にどういう施策を行うべきか、ということについて提言します。

補足:最近は、公やボランティア団体以外にも、大使館関連やインター・民族学校等でも公開講座の形で日本語講座等を行うケースもあります。さらに母語保持に関する講座は数としてはもっと行われています。ただ、公益事業は「知っている人は有効活用できる」というものですので、外国籍の方をフォローする方には、充分な情報があるようになっている状況を望みます。

・・・・・

ケイ・ランゲージ・ラボ りんどう http://homepage3.nifty.com/rindo03

« 2006年1月 | トップページ | 2006年4月 »